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私たちの活動

activity

OUR THOUGHTS

私たちの思い

JALCに興味をもっていただき、ありがとうございます。
JALCがどのように発足し、どのような想いで活動に取り組んでいるのか、母乳育児を取り巻く課題に触れながらご紹介します。

私たちの活動

発足のきっかけ

JALCは、1995年に日本人として初めてIBCLCに認定された本郷 寛子と、1997年に二人目でかつ男性としても医師としても初のIBCLC認定を受けた瀬川 雅史のアイデアから生まれました。1998年、産婦人科医の金森 あかねと助産師の武市 洋美が加わり、1999年に4人で協会を立ち上げました。
設立の目的は、科学的根拠に基づいた支援ができる支援者を増やすことです。そして同時に、温かくエモーショナルなサポートができる支援者を増やしたいという想いもありました。
変わらぬ想いを胸に、母乳育児に関する適切な情報の発信にこれからも努めてまいります。

私たちの活動

母乳育児を取り巻く課題

医療従事者が科学的根拠に基づいた教育を受けるようになってきていますが、まだまだ適切な知識とスキルをもつ支援者が少ないのが現状です。その結果、支援を受けた母親が混乱し、母乳育児は難しいと感じることがあります。また、医療現場のひっ迫した現状や、妊娠・出産・育児を取り巻く環境の変化から、支援者が母乳育児を積極的にすすめたいと思えるような状況にないことも課題となっています。
さらに、赤ちゃんの栄養について、商品を売りたい企業からの情報が数多く出回り、一部の情報に偏りが生じています。これにより、母親が適切な判断をすることが妨げられることもあります。

私たちの活動

よりよい支援に向けて私たちができること。それは、母乳育児に関する適切な情報を発信するプラットフォームを築くことです。母親も支援者も、乳幼児の栄養について悩んだときに気軽に相談し、ともに考えられる場所。そして、適切な支援を提供できる人(IBCLC)がいる場所を目指しています。

だからJALCは…
  • 子どもや女性の健康と権利を守り続けます。
  • 社会に向けて、適切かつ新しい情報を分かりやすく発信し続けます。
  • 支援者の学びと情報のアップデートのニーズに応え続けます。
  • 行政や他団体と協力して母乳育児に関するマーケティングへの対応を進めます。

適切な母乳育児支援を受けることで、母親は自己肯定感を高め、自信をもって育児に取り組めるようになるといわれています。私たちの活動を通じてできることは、小さなことかもしれません。それでも、ひとつずつ小さな積み重ねを続けていきます。JALCは、子どもや母親の「自ら育ち・育てる力」を信じて支える支援者の団体でありたいと願っています。

OUR ACTIVITIES

私たちの6つの活動

ACTIVITIES.01 母乳育児支援や乳児栄養に関する
学習会の開催・後援

母乳育児の基礎と応用に関する研修会の開催

小児科、新生児科、産婦人科、内科、歯科などの各医師や助産師、看護師、保健師、栄養士、その他すべての母乳育児に関わる専門家のための研修会を開催しています。基礎から応用までカバーした内容で、最新の知識と実践的なスキルを習得することが可能です。母乳育児支援のメリットや重要性について学ぶことで、効果的な支援を提供する能力が向上します。

オンラインセミナーの開催

母乳育児支援セミナーに合わせて、オンラインセミナーを開催しています。参加者は自宅やオフィスからアクセスが可能。柔軟なスケジュールで受講いただけます。経験豊富な専門家が講師を務め、最新の研究やベストプラクティスを共有します。

IBCLCのためのセミナー開催

毎年1回、IBCLC向けのセミナーを開催しています。専門家を招き、医学的な基礎から子育て、社会学に至るまで、母乳育児支援に関する専門的なトピックについて幅広く提供しています。

JALC会員のためのセミナー開催

毎年1回、JALC会員向けに、「医師のためのセミナー」のトピックからセレクトした講演を分かりやすく解説しています。

エリア会の開催

JALCには13のエリアがあり、地域における母乳育児支援の状況の共有やIBCLCの倫理に関するディスカッションを行っています。地域の実情に合わせた内容や頻度で開催されています。

ACTIVITIES.02 母乳育児支援基礎セミナー
開催の推進、
ファシリテーターの支援

ファシリテーター研修会

母乳育児支援について模索するとき、実践方法やスタッフの間での認識の相違に悩むことがあります。ファシリテーター研修会では、仲間との交流を通じてこれらの課題に対するヒントや解決策を共有し合う機会を提供しています。IBCLCであれば誰でも参加が可能で、助け合いながら楽しく学べる研修会です。

基礎セミワークショップ

母乳育児支援ガイドの要点を理解し、セッションのプログラムをデザインし、ファシリテーションスキルを使ってセッションを展開できるようになるためのワークショップです。IBCLCが母乳育児支援の専門家として、母親への情報提供の方法や母乳育児支援の倫理に関する理解を深めることを目的としています。同時に、グループダイナミクスの効果を体験するワークショップでもあります。ワークショップでの経験は、勤務先におけるスタッフへの教育に直接活かすことが可能です。

ACTIVITIES.03 乳児栄養の国際的な動向や
ガイドラインの紹介

母乳育児に関する最新の国際ガイドラインや実践に役立つプロトコルを翻訳し、Webサイトに掲載します。

ACTIVITIES.04 母乳育児支援のための
出版物・記事・カレンダーなどの制作

JALCでは毎年、母乳育児のオリジナルカレンダーを制作しています。カレンダーに掲載されているたくさんのお母さんと赤ちゃんの写真は公募で選ばれたものです。
見ているだけで心が和むのはもちろん、赤ちゃんの抱き方や母乳の吸わせ方などが分かりやすく解説されており、母乳育児を支援する場面でも役立つ内容になっています。

ACTIVITIES.05 ガイドライン等に対する
パブリックコメントや改定案の作成

母乳育児に関する国内の学会ガイドラインや厚生労働省の法案、学会での発表論文などについて、
エビデンスを踏まえてJALCの見解をまとめ、各種団体に提出、広報しています。

ACTIVITIES.06 国内外の母乳育児支援組織との
連携

災害対策

突然起こる地震や水害などの大規模災害、コロナ禍などの感染症の蔓延時に、母乳育児に関する情報を迅速に集め、現地の母親や災害支援に携わる専門家に役立つ情報を発信しています。
また、「ぼうさいこくたい」に参加し、災害時の母乳育児支援について発信しています。

IBCLCの認定情報についての
広報

International Board of Lactation Consultant Examinerからの、IBCLC認定に関する情報の広報支援を行います。

海外の母乳育児支援団体が発信する情報の共有

International Lactation Consultant Association(ILCA)やAcademy of Breastfeeding Medicine(ABM)からの母乳育児関連情報を翻訳し、紹介しています。

国際学会での発表

国際的学術集会で、JALCの活動の発表をしています。

LOGO CONCEPT

ロゴに込めた思い

私たちの活動

瑞々しいブルーは設立当初の希望に満ちた姿勢を表し、日本画の筆致は日本から世界に発信する団体になるという願いを込めています。小さな赤ちゃんを愛おしく大切そうに包み込む母親像を卵型のフレームが包み込み、新たな生命の誕生を象徴しています。